初めての一人暮らし費用が不安?&女性の物件選びの流れ
- 自分で支払える費用や地域、間取りを決める
- 部屋の環境や設備が備わっているか確認する
- 敷地内や建物の周辺を歩き、地域の環境を確認する
初めての一人暮らしで物件選びをする際は、まず月々の自分で支払える家賃を考え費用の上限を決めましょう。
家賃は共益費や管理費、駐車場料も含め、毎月支払える費用を計算します。
一般的には、収入の3分の1を家賃に充てる方が多いようです。
どの辺りに住むのかということを決める場合には、通勤、通学路や所要時間を考え、少し幅のある設定をすると物件を探しやすくなるでしょう。
予算と住む地域を絞ったところで、部屋の間取りや広さなどを決めていく流れです。
部屋を決める時には、必ず実際の部屋を見に行き、日当たりや風通しは良いか、騒音異臭はないか、収納や、設備が整っているかなど、間取り図では確認できない不安事項を確認しましょう。
最後に敷地内と建物の周辺を歩いてみましょう。
家から駅までの通学通勤路を実際に歩いて、人や車の通行量や街灯の有無、防犯上気になる場所はないか等、確認することが大切です。
また、生活を始めてからの利便性も考え、スーパーやコンビニ、病院などが近くにあるかなども確認しておきましょう。
女性の一人暮らしで安全な物件選びは費用が不安?
- 安全を第一に考え、近隣の治安を必ず確認する
- 部屋や建物の周りが安全な環境にあるか確認する
- 部屋の設備などが整っているかどうか確認する
女性の一人暮らしの部屋選びには、何よりもまず安全を第一に考えることが重要です。
セキュリティの高い物件は費用もかかりますが、特に初めての一人暮らしは不安ですよね。
通学や通勤に便利な場所や、家賃などの条件で部屋を決められると思いますが、この時に必ず治安の良し悪しを確認しましょう。
部屋から駅までの道のりや、入居後の生活パターンを想定し、実際に近隣を歩いてみましょう。
その中で立地条件や、時間帯に応じた通行量、街灯の明暗、道の幅など、防犯上気になる場所がないかチェックしましょう。
地域の治安については、交番の警察官に聞いてみるのもよいかもしれません。
また、部屋の中や建物周りを確認しましょう。
例えば防犯設備があるかどうか、部屋が覗かれたり侵入されないかどうか、隣人がどのような人であるかなどをあらかじめ確認しましょう。
部屋の鍵や水まわりの状況など、設備がしっかり整っているか調べておくことも大切な物件選びの流れです。
防犯面に強い物件を探そう
- 下見では、建物の管理状態を見極めましょう
- 昼だけではなく、夜も下見をしてみましょう
- 建物を見るときは、中だけでなく外も見てみよう
女性の初めての一人暮らしでは、防犯面に強い物件を探すのが一般的です。
鍵を二つにすることや、TVモニター付きのインターホン、浴室乾燥機などがあり、オートロック物件だとベストです。
建物の管理が行き届いている物件は、住んでいる人の質もよいことが多いです。
逆に、ゴミ捨て場や駐輪場が汚れている場合は、住んでいる人のマナーが悪いので、騒音や近所迷惑などに悩まされることになります。
物件の中を見るのは昼間でも大丈夫なのですが、その周辺の道路は必ず夜も見ておいたほうがよいでしょう。
日中、人通りが多くて活気にあふれていたのに、夜になるともの寂しげな道になってしまうことがよくあります。
泥棒やストーカーが侵入できてしまうような死角や足場がないかどうか確認しておくのも防犯上有効です。
駐車場や駐輪場、エントランスなどに防犯カメラがあると安心して帰ってくることができます。
初めての一人暮らしでペット可物件選びの流れ
- 部屋の防音効果がどれだけあるのか確認する
- 風通しが良いか、換気がしっかりできるか確認する
- 公園、動物病院、ペットショップのアクセスを確認
ペット可物件の物件選びでは、ペットだけではなく自分も快適に暮らせる部屋を探しましょう。
ペットと一緒に暮らす物件では、まず防音効果がどの程度であるのか確認することが大切です。
防音設備が整っていないと、隣人の飼っているペットの鳴き声が聴こえたり、逆に自分のペットの鳴き声も聴こえてしまいますのでお互いストレスを感じてしまう可能性があります。
次に、お部屋や建物自体に異臭がないか確認しておきましょう。
ペットは特有の臭いをもっているため、お部屋の風通しや換気がしっかりできない部屋では臭いが残ってしまいます。
また、お部屋の周辺に公園や動物病院、ペットショップなどが近くにあるか確認しましょう。
公園があればペットと気軽にお散歩できますし、ペットの具合が悪くなった時など、緊急時に診てもらえる動物病院が近くにあると安心です。
また、近所にペットショップもあるとさらに便利です。
入居してから困らないように、初めての一人暮らしではしっかりとチェックしておきましょう。
新社会人の一人暮らしにおすすめの物件選び
- 途中始発駅や途中終電駅もおすすめです
- 防音性や構造上の騒音をチェックしましょう
- 条件に優先順位をつけて営業に伝える
新社会人として、企業から内定をもらい、初めての一人暮らしを始める人も多いでしょう。
ここで気をつけておきたいのは、配属先が決まる3月頃は人事異動や新人、はたまた大学生の入学などが重なる不動産屋や引越屋の多忙期です。
この難局を乗り越えるためには、配属先がわかるまでに自分の住まいに対する物件選びの条件を洗い出しておくことが必要です。
通勤ラッシュにもまれるのは会社に行く前に体力を使いきってしまうほどの重労働で、新社会人にとってはかなりの負担になります。
途中始発駅ではその駅が始発の電車があるので、座ってゆったり通勤できますし、飲み会の帰りなど酔っていても終電の駅だと安心です。
また、新社会人はストレスや疲れから睡眠が重要になってきます。
生活上の騒音がどの程度、防音されるのかを確認しておくことは健康・精神面ともに必要です。
古い所では、エレベーターのモーター音がうるさいこともあるので注意しましょう。
そして、希望する条件を営業に伝えることは何よりも重要です。
伝えきれずにいると、自分の望みとは少し違った物件をどんどん向こうのペースですすめられてしまいます。
交渉をすることも社会人としての経験につながるので、粘り強く伝えましょう。
大学生の一人暮らしにおすすめの物件選び
- 不動産会社の訪問や物件の見学は予約を
- 国公立大学は合格前に物件を見ましょう
- せっかく一人暮らしを始めるなら自分で探そう
大学生になるのを境に上京して、初めての一人暮らしを始める人も多いと思います。
物件の探し方としては、推薦入学などで早く合格が決まる人は、12月中には情報収集を終わらせると、スムーズに物件を探すことができます。
2月~3月頃になってしまうと、合格発表が出揃う時期になるので皆いっせいに動き出してしまうからです。
気になる物件が見つかったら、前もって不動産屋に連絡をしておきましょう。
まずは、広告などに載っていた物件が空いているかを確認しますが、万が一空いていなくても似たような費用の物件選びをしてもらえるので、直接行けるなら予約を必ず取りましょう。
合格発表から入学式まで、1週間~3週間ほどしかないので、合格が決まる前から下調べをきちんとしておかないと引越などの手続きも発生し大変なことになります。
上京する場合は尚、早めの対策が必要です。
人生の先輩であり時にはスポンサーでもある親に意見を求めるのは大事ですが、せっかくの一人暮らしなのである程度自分で具体的に動いてみましょう。
物件を探したり契約することはとても有意義な社会勉強になります。